FC2ブログ

スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←Anthology 2 →FF4 She can kill with a smile
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


総もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF4 セシル×ローザ
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF4 カイン×ローザ
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF4 カイン夢小説
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF4 ジ・アフター
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF4 前世代の物語
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF4 セシルの物語
もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF4 イラスト
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆FFX アーロン×ティーダ
もくじ  3kaku_s_L.png ◆FFX コミック
もくじ  3kaku_s_L.png ◆FFX イラスト
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆DDFF カイン×ライトニング
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆DDFF クラウド×ティファ
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆DFF ティーダ×ユウナ
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆DDFF ティーダ×セシル
もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF6 短編小説
もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF7 短編小説
もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF9 短編小説
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆風光る・沖田総司×セイ
もくじ  3kaku_s_L.png ◆過去記事
  • 【Anthology 2】へ
  • 【FF4 She can kill with a smile】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

「◆DDFF ティーダ×セシル」
DISSIDIA Anthology(中編・R-18) ティーダ×セシル

Anthology 3

 ←Anthology 2 →FF4 She can kill with a smile
Anthology(Cecil&Tidus・seen3)


二人の息が徐々にあがる。
大きく吸い込み、ゆっくりと吐き出した息の熱さに驚いた。
自分はこんなにも興奮している。
「気持ち…いい?」
二人で感じる快楽。
それは天に背いた罪悪感と、後ろめたさもあった。

熱い…このまま身体が燃え尽きて、消えてしまいそうだ。

この空間で存在するのは自分と、セシルだけ―――
これから先何があっても、もう戻れないだろう。

「ここでいい?」
「ああ…いいよ」
重い暗黒の鎧を脱ぎ捨て、脇に置く。素肌が透けてしまいそうな薄着がより一層魅惑的にみせていた。
「すげ…俺、セシルの普段着初めてみたかもしれない」
ティーダは嬉しそうに全身を見回した。
「はは…そうかな?」
「セシルの国の人達は皆あーんなゴツい鎧なんスか?」
「え?そんな事はないけど…暗黒騎士は特に重装備なんだ」
「へぇ…でもすっげーセシル似合ってる」
セシルは首を傾げながらティーダの言葉にフフ、と微笑んだ。
「ありがとう。ティーダもいい感じだよ。キミの国ではこんな感じの軽装が多いのかい?」
「ウッス。まぁ大体こんな感じッス。俺はブリッツ選手やってるからこんなユニフォーム着てんだけどね」
何だか照れくさくなってティーダは頭を掻く。
「なる程ね。ティーダの世界はなかなか興味あるよ」
「今度来るといいッスよ」

他愛のない会話の後、セシルは大きな柱の前に座り、そのまま寄りかかる。ティーダは向かい合わせに片膝を立てて座った。
袖から覗く肌がティーダの目に映る。戦士のくせになんて白い肌なんだろう…?首筋に視線を移すと、男とは思えない美しさに喉がゴクリ、と鳴った。
きっと、全身を包み込むような鎧を着ているから陽に当たらないだけなんだ。セシルの世界では俺みたいに陽に焼けている人なんかいないんだ、と勝手に想像を巡らした。この場面で冗談が思い浮かぶ程緊張していて、まともな思考回路ではなかった。
『だめだ、集中しろ!』
ティーダは頭を何回か振り、我に返った。それから そっとセシルの胸元をたくし上げ、細いながらも逞しい胸板に触れる。そして小さいながらも固くなった胸元の蕾を摘んだ。
「…っ」
びくっと身体が震える。そして小さく息が漏れるのを確認してから、さらに手を進める。
「これ…嫌?」
「ううん…大丈夫……」
右手で両の固い蕾を交互に弄ぶと、微かにセシルの唇から声が漏れた。
慌てて顔を逸らしたが、すでに頬は真っ赤に染まっている。
満足感がティーダの中で膨れ上がり、胸からゆっくりと下に手を降ろす、そしてある位置で止まった。
「…ティー…ダ?」
「何でもないッス」

―――きっと初めてじゃないから。

さっきセシルが呟いた言葉は、ティーダの心に深く突き刺さった。
これが嫉妬というのなら、自分はどうだったのか?俺だって何人か付き合った事があるんだ。人の事は言えないじゃないか…。
ティーダの心の中では二つの思いが錯綜していた。
「僕は…」
与えられる快楽に身を委ね、声も絶え絶えにセシルは呟いた。
「僕は……大事な友が、いたんだ……暗黒騎士になる前から……」
「え…」
ティーダは驚いて顔を上げた。
「きっと、僕は彼がいなければ……完全に身も心も暗黒に染まっていたかもしれない…」
顔は靄がかかったように思い出せなかった。だが大切な友がいた事だけは忘れなかった。

「…っつ!」
首筋に唇を這わせ、強く吸うとセシルの喉元から微かに声が漏れた。決して嫉妬で乱暴にしている訳じゃないのに、無意識に力が強くなってしまう。
「…ん、ティーダ…っ」
声色がやけに艶めかしく感じ、ティーダの心臓がバクバクと早鐘を打った。
「声、我慢しちゃ、ダメ…ッスよ」
思わず両手でセシルの銀髪を掻きあげ、薄く色付く唇を奪った。
「そんな事は…ん…っ」
セシルは目を閉じ、両腕をティーダの背に回し強く抱き締める。

『…セシル…』
―――え…?!
夢中で触れ合っていると、ふとセシルの脳内にある記憶が蘇ってきた。
あれは、薄れていたあの人の表情―――

突然挑まれた闘いに敗れ、自分の身体はその場で力尽き崩れ落ちていた。
親友は本気で闘いを挑み、自分にとどめを刺そうとしている。
『…っく!な、ぜ…!』
『大人しく眠ってろ…次の闘いの為だ』
『何…故だ…』
薄れゆく意識の中で友の温もりを感じた。
『次の闘いは…お前に任せるぞ』

―――お前は…僕に未来を託すと…だけどお前は消滅して…。


「セシル?」
唇を外し、ティーダは掠れた声で問い掛けた。
セシルの瞳が何処か遠くを見つめている事に気が付き、不思議そうに覗き込んだ。
「どうしたんスか?」
「ごめん、考え事をしていた。急に記憶が戻ってきたみたいだ」 
「え…」
「恐らく前世の記憶…」
ティーダの動きが一瞬止まる。
「僕は…彼のお陰でここにいる」
「彼って誰ッスか?」
「僕の大事な…友だ…」

―――そうだ、僕達はあいつに未来を託されたんだ。

静寂な音が耳にこびりつき、やけに耳障りだった。

「セシルはそいつと?」
「え?」
「さっき、言ってたじゃん。『初めてじゃない』ってさ」
「……判らない……」
彼と肌を重ねたのだろうか?判らない。だがこの感触は身体が覚えていた。
「じゃあ、俺が初めてだって、思っていいッスよ」
「そうだね…」
再びティーダは頭を擡げてセシルの身体に快楽を与える。
「……ん、」
セシルは熱に耐え切れずに、頭を上向きにして甘い息を大きく吐いた。そしてクスリと笑う。
「きっと僕達は似ているんだ……寂しいから身体を求めてしまったり、思い出に浸ったり…」
「あはっ、そうッスね」
ティーダは下半身に触れていた手を離し、腰を少し上げて中腰になる。そして柱に寄りかかるセシルの顔脇に片手を付き、上から見下す格好になる。
「これから……痛い思いをさせてしまうかも…」
「……いいよ…」
その言葉にティーダは安堵の息をついた。

「っつ……っ」
「すっげ……」
「え……?」
セシルの服の下へ手を滑り込ませ、既に硬くなった自身を直に触れる。
「っ…!」
ヒヤリとした感覚に背筋が張り詰め、セシルの呼吸が一瞬止まった。
それからティーダは執拗に下半身への刺激を与える。徐々に快楽に夢中になっていく矢先に、ティーダの驚いた声で現実に戻された。
「やっぱ…すげー」
「え?何が…」
「へへ、なーいしょ」
意地悪く笑うティーダが、先ほど見せた表情よりも大分幼く見え、セシルはつい吹き出してしまった。
「気になるなぁ…」
「俺より…」
「なに…?」
年下に問うように、再度優しく聞き直すが、ティーダはただニヤケるだけだった。


「…ティ……ダ…もう…」
「いいよ、出して」
セシルの銀髪が乱れ、汗ばんだ額に束が張り付く。
下半身に再び激しい刺激を与えられ、耐えきれずにセシルはその場で遡りを吐き出す。
「…っ…はぁ……っ!」
何度か肩を大きく揺らし、倒れこむように柱に凭れる。しかし混濁した意識の中で、両足を広げられ、その後間髪を入れずに痛みが襲ってきた。
「く…っ……!」
「我慢して…」
ある一点に痛みが集中する。時間をかけて慣らした筈なのに、この窮屈な場所はティーダにとっても、苦痛を伴うものだった。
「平気…大丈夫…だよ……」
セシルは痛みと徐々に迫る快楽で、うわ言のように何度も呟く。
「…っつ!」
ティーダの顔が痛みで歪んでいた。

汗ばんだ身体はべっとりと服に張り付き、不快感があった。それでも二人は構わずに身体を貪りあう。
やがて全てを埋め込んだ後、ティーダは深く息をつく。二人は見つめあい、そのままお互いの身体を引き寄せ、強く抱きしめた。
「俺……俺…」
「大丈夫だよ……ティーダ……ちゃんと繋がっている」
人と繋がるというのは、何故こんなに心が張り裂けそうに痛むのだろうか。それが悦びなのか、哀感なのか判らなかった。
溢れる想いに耐え切れず、ティーダは二、三度咽んだ。
「もしかして…泣いている?」
「……」
頭を横に振り、否定をする。だが頬にはうっすらと一筋の涙が流れた。
「…気持ちいい事しようって…言ったじゃないか」
少し身体を揺らすだけでも、セシルの中で大きな刺激になり、堪らずに甘い息を吐いた。
「……俺…セックスがこんなに大切だなんて…思わなかった」
「ああ…僕も、だ」
繋がったまま、自然とお互いに唇を重ねる。セシルはティーダの輝く金髪に両手を挿し入れ、優しいキスを与え続けた。
漏れる吐息さえも惜しむように絡め取られる。 ティーダは瞳を閉じて唇の感触を味わっていた。
「動いてもいい?」
「うん…」
セシルの両肢を自分の肩にかけると、お互いの繋がった場所が見える。
思わず息が止まり、喉がゴクリと鳴る。
自分は今セシルと繋がっている―――同じ哀しみや喜びをこれからも共に感じあう、大切な人になるのだ。
そう思った刹那、ティーダの中で何かが弾け、攻撃的な欲望が顔を出した。
「…っ!……うう…」
周囲は二人の荒い呼吸と時折漏れる嬌声、そして粘着質な音が艶めかしく響くだけだった。
ティーダの理性が崩れ、後は貪るようにセシルの奥底を何度も突いた。
セシルは瞳を閉じ、眉間を険しくして快楽と迫り来る何かに耐えているようだった。
「うぁ…っ!」
「ごめ…、もう…!」
締め付ける刺激に限界を感じ、ティーダは中へと遡りを出した。セシルもまた自身を開放させ、その激しい熱で二人の意識は白く霞んでいった。


「俺…何回も求めてしまうかもしれないよ」
「はは…ティーダは正直だね」
お互いに柱に寄りかかり、火照った身体を休ませる。相変わらずの世界、無限に続く闇。これから何が二人を待ち構えているのか判らなかった。でも今だけは幸せに浸りたい、そう願った。
「気持ちは言葉に出して伝えないと、相手に伝わらないッスよ」
「そうかもね」

お互いは似ている―――二人は混沌とした世界の中で、己を導く一つの希望を見つけていた。

「さあ、行こう。待っている人がいる」
「りょーかいッス」
セシルが先に立ち上がり手を差し伸べる。
ティーダはその手を取り、きつく握り締めた。
お互いの瞳が大切な人を見つめている。

「さってと、気持ちいい事しちゃったし、俺全快ッス。サクサクと進んじゃおうぜ」
「あはは、そうだね。サクサクと進もうか」

ひずみは目の前に現れている。
未来は自分達が作る、そして待っている人の元へ。
二人は行けると信じていた。



FC2 Blog Ranking


二次小説ランキングへ

にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ

にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト


総もくじ 3kaku_s_L.png ◆FF4 セシル×ローザ
総もくじ 3kaku_s_L.png ◆FF4 カイン×ローザ
総もくじ 3kaku_s_L.png ◆FF4 カイン夢小説
総もくじ 3kaku_s_L.png ◆FF4 ジ・アフター
総もくじ 3kaku_s_L.png ◆FF4 前世代の物語
総もくじ 3kaku_s_L.png ◆FF4 セシルの物語
総もくじ 3kaku_s_L.png ◆FFX アーロン×ティーダ
総もくじ 3kaku_s_L.png ◆DDFF カイン×ライトニング
総もくじ 3kaku_s_L.png ◆DDFF クラウド×ティファ
総もくじ 3kaku_s_L.png ◆DFF ティーダ×ユウナ
総もくじ 3kaku_s_L.png ◆DDFF ティーダ×セシル
総もくじ 3kaku_s_L.png ◆風光る・沖田総司×セイ
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF4 セシル×ローザ
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF4 カイン×ローザ
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF4 カイン夢小説
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF4 ジ・アフター
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF4 前世代の物語
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF4 セシルの物語
もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF4 イラスト
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆FFX アーロン×ティーダ
もくじ  3kaku_s_L.png ◆FFX コミック
もくじ  3kaku_s_L.png ◆FFX イラスト
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆DDFF カイン×ライトニング
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆DDFF クラウド×ティファ
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆DFF ティーダ×ユウナ
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆DDFF ティーダ×セシル
もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF6 短編小説
もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF7 短編小説
もくじ  3kaku_s_L.png ◆FF9 短編小説
総もくじ  3kaku_s_L.png ◆風光る・沖田総司×セイ
もくじ  3kaku_s_L.png ◆過去記事
  • 【Anthology 2】へ
  • 【FF4 She can kill with a smile】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【Anthology 2】へ
  • 【FF4 She can kill with a smile】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。